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色鉛筆を携帯する

マルチ8

突然ですが、一番最近色鉛筆を使ったのはいつですか?
おそらく多くの方は、もう久しく色鉛筆なんて使っていないのではないでしょうか、色鉛筆は多くの人にとって、子供の頃、それも小学校を卒業してからは、めっきり使う機会が無くなってしまう道具ですが、ほとんどの人が、一度は手にとって絵を描いたに違いありません。皆さんの色鉛筆はまだ手元にあるでしょうか、お子さんのいるご家庭や実家暮らしなら、でてくるかもしれません。もしあるなら、取り出して、ノートでもコピー用紙でも、なんでもいいですから、描いてみてください。意味のある絵を描かなくても、ただぐるぐると書き殴っているだけでもきっと楽しいと思います。久しぶりに使ってみると日頃使い慣れたボールペンのハッキリした色とは違う柔らかい色調の暖かな雰囲気に気分が和みます。ちょっと使いたくなってきましたか?でも、そう言われてすぐに色鉛筆が出てくる方は少数派かもしれませんし、もしあったとしても、日常の中では使う機会なんてほとんど無いかもしれません。でも、色鉛筆のやわらかな色は大人になった今こそ、使ってみていただきたい。そこで今回は、こんな筆記具をご紹介します。こう見えてじつは、色鉛筆セットなんです。



 

8本の色鉛筆を内蔵

マルチ8

この製品「マルチ8」はなんだかメカっぽい外観ですが、中身は色鉛筆。一般的な多機能筆記具と同じくらいのスリムなボディの内部には色鉛筆の芯が8本も内蔵されていて、ペンケースに忍ばせておけば、いつでも色鉛筆を使うことができます。ボールペンほど細く小さな文字を書くことはできませんが、ラインマーカーの代わりとして使用することもできますし、伝言メモなどにちょこっと着色するだけで、ほんわかとした雰囲気を醸し出すことができます。ほとんどの筆記具がクッキリハッキリしている今こそ、この優しい色が効果的だったりします。私の知る限り色鉛筆の優しさをこれほどコンパクトで実用敵に携帯できるツールは他にありません。ちょっとした自慢にもなると思いますし、プレゼントにもオススメです。



 

つかいかた

マルチ8

それぞれの色芯は、本体軸の周囲に放射状に配置されていて、側面の透明な窓から見ることができます。


マルチ8

これを眺めているだけでも楽しいのですが、使うときは、クリップをカチカチと回転させ、クリップが使いたい色芯の真上にくるようにセットします。


マルチ8

色を選んだら、ノックをググッと押すと、その芯がシャー!と滑って先端から出てきます。シャープペンシルとは違い、カチカチと止まったりせず勢いよく滑り出てくるので、慌てて芯を出し過ぎて折らないよう、気をつけて下さい。ノックする際には、先端に手を添えておくと良いでしょう。


マルチ8

ノックを押している間は、先端のチャック(金属製の爪)が開いていて、芯が自由に動くので、芯の出具合を必要な位置に調整したらノックの力を抜くと、そこで芯が固定されます。この状態で筆記できます。芯は色鉛筆と同じく、それほど強度があるものではないので、出し過ぎないのがコツ。描いていて短くなったらノックを押して長さを手で調節します。


マルチ8

マルチ8には一点だけ必ず守っていただきたいとても大事な注意があります。それは、「使い終わったり色を変えたりするときには、かならず芯を元に戻すこと。」ペン先を上に向けてノックをしっかり押せば、芯はまた、シャー!ともとの格納場所に戻ります。芯が出たままで色を変えようとして無理やりクリップを回したりノックして出そうとすると、内部で芯が折れたり、色表示と実際に出てくる色がずれたりなど、故障の原因になる場合があります。次の色を使うときは必ずペン先を上に向けてノック。これだけは守って下さい。



 

不思議な色名

マルチ8

芯の色は RED(赤)・BLUE(青)・BROWN(茶)・ORANGE(橙)・YELLOW(黄)・GREEN(緑)・DIAZO NON COPY(桃)・PPC NON COPY(水色)の8色。

気になるのは最後の二色。NON COPYって・・・
DIAZO NON COPY(ジアゾノンコピー)というのは、ジアゾコピー機には反応しない色、原稿に書き込んでもジアゾコピー機でコピーしたときには写らない色ということなのですが、そもそもジアゾコピー機というのが、「青焼き」と呼ばれる大判用コピー機で、大型の図面などを複写するのに使用されたものですが、今は普通にはほとんど見かけませんので、普通のピンクと考えて問題ありません。同様に、PPC NON COPY(PPCノンコピー)というのは「Plane Paper Copy」つまり普通紙コピー機では写らないという意味で、これもモノクロコピー機の時代の話。当時は薄い水色はコピーされませんでしたが、今はほとんどのコピー機がフルカラー仕様なので、水色も読み取ることができてしまい、写ってしまうので、これも普通に水色として御使用いただければと思います。並び順はなんとなく変ですが、赤、青、茶、橙、黄、緑、桃、水 の8色色鉛筆です。


マルチ8

改めて並べ直してみると、バランスの良い8色セット。
よく見ると、芯には滑って抜けないように後端に金属の部品がはまっています。



 

芯の交換

マルチ8

芯が短くなったら、新しい芯と交換することができます。芯の交換は、先端から行います。交換したい芯の色に合わせてノックしますが、このとき、ノック部品の銀色のラインを本体のクリップにある△マークに合わせてからノックします。こうすると、先端のチャックが普段よりも少し大きく開くために、芯の後ろに付いている金具が引っかからず引き抜くことができます。芯が抜けたら、代わりに新しい芯を入れてまたペン先を上に向けてノックすれば芯は格納場所に収まるはずです。これでセット完了。使うときにはノック部品の向きを少しずらしてください。



 

姉妹品 スーパーマルチ8

スーパーマルチ8

マルチ8には、姉妹品のスーパーマルチ8というのもあります。


スーパーマルチ8

本体の構造は全く同じですが、替芯として、黒・赤・青のボールペンと・PPCノンコピー(水色)蛍光ピンク・蛍光イエロー・赤・HB(黒の色鉛筆ではなく普通の鉛筆芯)という組み合わせ。ボールペンと蛍光ペンとシャープペンシルを一本に収めたような仕様になっています。これはこれでなかなかの組み合わせです。さすが SUPER 、他の多機能筆記具には絶対にない組み合わせですね。ボールペンと色鉛筆を同等に扱うという発想がいいですね。


スーパーマルチ8

私がとても気に入っているポイントの一つは、芯がまっすぐ出てくること。基本的に多機能筆記具のほとんどは、芯が中心から外れた位置から、むりやり先端の穴に向かって曲がりながら出てくるので、どうしてもペン先は若干斜めに出てきてしまいます。これが気になる人もいるはずです。ところが、マルチ8は、芯を一旦中心に取り出してからど真ん中でしっかり固定するので、そのブレが全くありません。こんなところもマルチ8の良いところだったりします。



 

文具王の手書き解説書付き

文具王の文具店の購入特典付録として、
イラストも文も文具王の手書き原稿による解説書
「文具王の文具店の研究レポート」(A5版4ページ・色画用紙)を添付いたします。<非売品>

※画用紙の色などは変更になる場合があります。

 

マルチ 8 セット

マルチ8

 
 

スーパーマルチ 8 セット

マルチ8

 
 

マルチ 8 専用替芯

マルチ8

 
 

マルチ 8 ボールペン専用替芯

マルチ8

 
 

マルチ 8 蛍光色専用替芯

■マルチ8専用蛍光色替芯
型番 CH2F
定価 150円(税込162円)
販売価格

150円(税込162円)

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