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カドを丸く切り落とす

かどまるPRO

かどまるPROは、紙など薄く平らなものの角を丸く切り落とす専用のコーナーカッターです。角を落とすだけの単純な道具ですが、名刺やカード、写真などの印象アップや、ラベルシールやラミネートPOPの安全性、耐久性のアップと、いろんな使い方ができます。見た目はカブトガニみたいな形状ですが、透明なドームを真上から見ると正面と左右の計3カ所に平たい入口があります。この入口に、紙などの角を奥まで挿入し、ハンドル部分を上から「エイッ!」と押すと、パチン、という音と共に爪切りのような感覚で角が切り落とされます。ハンドル部分はレバーのようになっていますが、使い方のコツは、手に持って使うのではなく机に置いたまま手のひら全体でぐぐっと押すのが確実でオススメです。



いろんなもののカドをまるく

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名刺の角を落として柔らかな印象に

普通名刺の形はあまり選べませんが、かどまるPROを使って一手間掛けると、ずいぶんと印象が変わります。


勝手なオススメですが、角全部を丸くしてしまうと、可愛い印象にはなりますが、男性だとちょっと可愛すぎる印象かもしれませんので、1カ所か2カ所だけ角を落とすのがオススメです。こうすると、意図的にデザインしたことがわかりますし、名刺交換したときの印象に少し残りやすくなるかもしれません。


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写真プリントも可愛くトリミング

名刺と同じなんですが、ほんのちょっとのことでずいぶんと印象が変わるものです。特に誰かに配る写真などの角を落とすとそれだけでいつもの プリント機械からでてきた物とは違う特注感がでます。スクラップするにもいいですね。


周囲を若干丸く切るだけで、写真が平板から窓のような印象に変わる気がします。


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ラミネートパウチでも大丈夫

個人では使う人は少ないかもしれませんが、業務用途で意外に重宝されているのがこのラミネートのカド落としです。飲食店のメニューや、商店のPOPなど、汚れないようにラミネートしたもののカドでお客様が怪我をしないように切り落とします。


安全性が向上するのはもちろん、美しく丈夫になりますし、長持ちします。


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ラベルシールを剥がれにくく

テプラなどのラベルライターで書き出されたテープの角を丸く切り落とすと、剥がれにくくなります。長く使用していて、端の部分が若干剥がれかかってピロピロしているのはとても気持ち悪いものです。また野外で使用する道具や機器のケース類、日常よく使う道具などにラベルを貼る際には、一手間かけると長持ちします。



角丸に特化してるから切れ味が違う

紙の角を切り落とすカッターの中には、クラフトパンチとか、デザインパンチなどと呼ばれる装飾的なカットを目的に作られたものもたくさんあります。単に角を切り落とすだけではなく、額縁のような形やレースのような繊細な切り抜き、中にはキャラクターのシルエットなどを美しく抜き出す物まで、たくさんの種類があります。それらは、普通の紙から画用紙ぐらいの厚みの紙までであればきれいに打ち抜くことができますが、あくまで装飾用なので、例えばラミネートされたシートなどには刃が立ちません。ところがかどまるPROは、カドを丸く落とすことしかできませんが、そのかわり、少し厚みがある紙や、ラベルシールなどのフィルム素材、ラミネート素材のような硬い物も切り落とすことが可能です。では、いったい、どこが違うのでしょうか、



クラフトパンチ
複雑な形を切り抜けるが硬いものは苦手

その違いは、刃の構造にあります。一般的なクラフトパンチは、穴開けのパンチに近い構造で、切り抜きたい形に作られた刃と、その刃がピッタリ入る穴が開いた台の組み合わせでできています。台の上に切り抜きたい紙を載せ、上から真下に向かって刃刃を下ろす構造です。刃は、台と接する渕の部分が尖った立体形状で、紙に切り込みを入れてそのまま台の穴の中へ切り抜いた紙を押し込みます。一般的な書類に穴を開けるパンチとほぼ同じ構造ですが、切り抜く面積が広いとどうしても切り抜くまでに刃が紙に接触する部分が点ではなく線状にかかるため、力が分散してしまうなどの問題があり、うまく切れません。


かどまるPRO
はさみや裁断機のように刃を摺り合わせる

それに対し、このかどまるPROの刃は、はさみや、押し切り(写真などを裁断するのに使う裁断機)に近い構造で、上の刃は、下の刃に対して斜めに接していて、ハンドルを下げると、刃と刃を摺り合わせながらその接点を移動して切り進んでいく形になっています。切り口は左右からスタートして、中央で切り目がつながって切り落とされるのですが、その間、常に2点に力を集中できるメリットがあります。構造的に、単純な形を切り落とすことしかできず、たとえば閉じた形を抜くようなことはできませんが、かわりにクラフトパンチには切れないような少し硬いものでも切ることができます。





3つのバネが切れ味を保つ

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構造がはさみや押し切りに近いと説明しましたが、はさみや押し切りは、切断には基本的なコツがあります。それは、刃と刃をしっかりと押しつける方向に力をかけながら切ること。どちらもほとんど無意識にですが、私たちは、刃と刃を押しつける動作をしています。しかしこのパンチの場合、単純には行きません。使う人は基本的にはレバーを押すだけ、しかも入口が3カ所あって、それぞれに力をかける方向が違います。そこで、このかどまるPROは、その押しつける力をバネで代用しています。かどまるPROを裏返してみると、3カ所にグレーのフタが付いていて、これを開けると、中には強力なバネがそれぞれ入っています。今度は表から見てみると、下の刃は本体ベース部分とは別のステージ状の部品に固定されていることがわかります。このステージは、さきほどの真裏にあるバネによって、前へ前へと押される仕組みになっているのです。上から降りてくる刃に対して常にこの力で下の刃を押しつけることで、硬い物でもしっかり切ることが可能です。


 

かどまるPRO登場!

かどまるPRO


サンスター文具のかどまるシリーズには、先輩の「かどまる3」という製品があります。大変ややこしいのですが、この「かどまる3」は、かどまる半径が、かどまるPROのMサイズにあたる5mmだけ。入口は1カ所しかありません。この「3」は、シリーズ三代目という意味で、機能とは関係ありません。かどまる3は単機能なのでバネの構造などはPROよりもシンプルにできていますが、やはり刃と刃をバネの力で押しつけながら押し切り方式で切るという基本的な方法は全く同じです。価格はもちろんPROの方が高いのですが、単純にカードやラミネートの角を落とすならカドの大きさを選べるPROが便利なのでオススメします。しかし!この単機能のかどまる3も紹介せざるを得ない用途が一つあるんです。それが、薬のパッケ ージ。これは看護師の方や介護関係の方に伺ったのですが、錠剤やカプセルなどのパッケージを切り分けた時の角の部分は、尖っていて、指先に刺さったりすると痛いので、かどまる3でかどを丸く切り落とすんだそうです。この作業だけは、かどまるPROには残念ながらできません。かどまるPROは、安全性向上のためと、構造的な問題から、本体が透明なドーム型のカバーで覆われていて、パッケージを差し込むことができません。ということですこし限定的な説明ではありますが、いまだかどまる3も侮れない存在なのです。

 

文具王の手書き解説書付き

文具王の文具店の購入特典付録として、
イラストも文も文具王の手書き原稿による解説書
「文具王の文具店の研究レポート」(A5版4ページ・色画用紙)を添付いたします。<非売品>

※画用紙の色などは変更になる場合があります。

 

かどまるPRO

かどまるPRO

 

かどまる3

  • ■かどまる3
    型番 S4765028
    定価 600円(税込648円)
    販売価格

    600円(税込648円)

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